2022年　第56回　スプリンターズS　データ予想　牝馬が買い　メイケイエールは勝てるのか？

（JRA公式サイトより）

このレースは牝馬が良く来るレースと思います。今年も牝馬を買わない手はないでしょう。
夏場のスプリント戦を好走して挑む馬と休養明けで挑む馬、実績のある馬、実績は無いけど勢いのある馬
これらの馬をどう考えて取捨選択するかがポイントと思います。

現時点では、休養明けの馬と安定感がある馬、1200mG1で3着以内の経験のある馬が良いと思われます。

予想

◎ナムラクレア
〇タイセイビジョン
▲メイケイエール
△シュネルマイスター
△ウインマーベル
△ナランフレグ

総括

メイケイエールをどう見るですが、今回は2着までとみています。Ｇ１の格が足りない馬だとしたら４，５着もあると考えます。

ナムラクレアを１番手としました。約1年以内に1200m重賞2勝、1400m重賞2着2回、桜花賞3着の実績、3戦連続3着以内の安定感を買いと見ました。

2番手は近3走1200mすべて連対のタイセイビジョンにしました。

3戦2勝2着1回の安定感のあるウインマーベルとＧ１馬のシュネルマイスター、ナランフレグを抑えにしました。

ステップと過去成績

• 1.

セントウルS

• 2.

キーンランドカップ

• 3.

北九州記念

• 4.

高松宮記念

• 5.

休養明け

• 6.

安田記念

• 7.

前年のスプリンターズS

• 8.おまけ

３着馬のローテ

セントウルS

メイケイエール・・・今年1400m以下の重賞3勝、Ｇ１入着実績あり、近３走５着以内、セントウルS圧勝だと切る要素はありません。
ただ、唯一切る要素としていえば、Ｇ１を４回挑戦して３着以内が１度もないことです。Ｇ２までの馬にあるパターンともいえるかもしれません。

ファストフォース・・・セントウルSの前走北九州記念10着では切りでよいでしょう。

キーンランドカップ

ヴェントヴォーチェ・・・前３走の成績７着→９着→１着です。このように安定感のないタイプは買えないです。

ウインマーベル・・・前３走の成績１着→１着→２着です。３戦連続連対は軽視できません。ただ、Ｇ１初挑戦で負けて参戦なのでここでは３着までとみます。

北九州記念

タイセイビジョン・・・前３走２着の安定感はよいですが、北九州記念の２着からは５頭参戦して４着が最高です。ここからは３着以下に負けたほうが良いと思われます。

ナムラクレア・・・約1年以内に1200m重賞2勝、1400m重賞2着2回、桜花賞3着と、安定感もあり実績は申し分ないと思われます。アストンマーチャンに近いと思いました。有力の1頭と思います。

テイエムスパーダ・・・北九州記念着外からの巻き返しには実績不足と思われます。

ジャンダルム・・・二桁着順から巻き返せた馬はＧ１馬やその年の高松宮記念の連対馬なので、いらないでしょう。

高松宮記念

ナランフレグ・・・高松宮記念からのＧ１連覇は実績足りないとみられます。高松宮記念とスプリンターズＳ両方連対の馬と比較しても実績が足りません。今回は厳しいと思います。

高松宮記念の勝ち馬のローテーションを近５走を調べてみました。

勝っている馬５頭中４頭は高松宮記念から２走消化しています。唯一１走消化の馬はトロットスターでした。

トロットスターは高松宮記念を４連勝で勝っており、実績と勢いが違います。高松宮記念を勝った後に1戦だけ消化して挑む場合はそれなりの実績や勢いが必要と思われます。

解釈としては、高松宮記念勝ちの反動あるのと中京の1200mと中山の1200mの違いの適応ができないのではと考えています。

特にナランフレグは高松宮記念を重賞初勝利で勝っているので、その反動のほうがあると思います。

休養明け

シュネルマイスター・・・1400m以下の挑戦が初めてです。さすがにＧ１馬でも厳しいと思います。

ダイアトニック・・・７歳の年がネックかと思われます。今年の阪急杯を勝っているのは良いのですが、もう1勝重賞勝ちがほしいところです。

トゥラヴェスーラ・・・高松宮記念以来の半年ぶりはかなりマイナスです。しかも重賞未勝利ではいらないでしょう。

ナランフレグ・・・休養明けからの参戦データを見るとＧ１馬は買えると思います。

安田記念

安田記念の上位馬で連対した馬はＧ１馬がほとんどです。シュネルマイスターはＧ１馬なのでよいですが、やはり1200m未経験はマイナスです。3着までかと思われます。

惨敗組はナランフレグとダイアトニックでした。過去の安田記念惨敗組で3着以内に着た馬は安田記念後にレースに出ていて好走しているか（ダノンスマッシュはセントウルＳ勝っています）、その年の高松宮記念を勝っている馬（トロットスター）
またはその年の短距離重賞2勝レベルが必要と思われます（サクラゴスペルは京王杯ＳＣとオーシャンＳ勝ちでした）

ナランフレグはその年の高松宮記念勝ち馬なので十分来れると思いますが、前述した反動が心配になります。

ダイアトニックは惨敗から直行では阪急杯勝ちだけでは足りないと思います。７歳というところも余力や成長は残っていないでしょう。

前年のスプリンターズS

前年度のスプリンターズSで連対できなかった馬でその年のスプリンターズSを連対した馬は5頭
２０２０年ダノンスマッシュ、２０１８年ファインニードル、２０１７年レッツゴードンキ、２０１６年ミッキーアイル、２００４年カルストンライトオです。
その年の高松宮記念連対か重賞を２勝していると有力と思われます。カルストンライトオは重賞１勝でしたが、前走３馬身勝ちでした。

メイケイエールは重賞３勝しているので文句がない実績になります。

ジャンダルムは１勝、タイセイビジョン、エイティーンガールは０勝なので巻き返すのは厳しいと思われます。

３着馬のローテ

傾向は見えていませんが、ナムラクレアかウインマーベルあたりが良いと思います。

予想

◎ナムラクレア
〇タイセイビジョン
▲メイケイエール
△シュネルマイスター
△ウインマーベル
△ナランフレグ

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントください。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。