2023年朝日杯FSの予想
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◎17シュトラウス
〇 3ジャンタルマンタル
▲ 7オーサムストローク
朝日杯FSの傾向
- このレースは1600m以上で好走歴がある馬が断然有利な傾向です。
- ステップはデイリー杯2歳S、サウジアラビアRCの連対馬が主役になっています。
- 毎年1200m~1400mまでの短距離で実績がある馬が出走しますが、好走する確率はかなり低いと見ます。
- 休養明けが来ることも確率は低く、連対できる馬は中2週~6週が多いです。
- 2カ月以上空く場合はサウジアラビアRCを連対しているときだけとみます。
今年の朝日杯FS
- 人気は3頭に集まっているようですが、データ的には2強対決と思われます。
- 1400mまでしかやっていないダノンマッキンリーは明らかに人気先行タイプと見ています。
- 札幌からの鉄砲での挑戦が2頭います。2頭とも圧勝できているため、どんな結果になるかデータ的にも楽しみにしています。
私が考える朝日杯FSの特徴
(独断と偏見のあり)
- 主要ステップはデイリー杯2歳S、サウジアラビアRCの勝ち馬が出走していればそこからの馬券になると思われます。(東京スポーツ杯2歳SはホープフルSがG1に格上げされてから出走する機会が減ったため入れていません)
- ほかでは1勝クラスのベゴニア賞勝ちは良いステップとみている。
- 1戦1勝馬めったに来ないので3着付けで買うか、切りでよいとみています。
- 連敗して挑む馬は厳しいと見ます。
- 前走1400m勝ちで挑む馬は3戦以上で複勝率.667以上(できれば1600mの経験がある馬)
上位人気馬の考察
シュトラウス
東京スポーツ杯2歳S勝ちはひと昔前までは鉄板クラスのステップでした。
ホープフルSがG1に格上げされてからめっきり出走が減ったローテなのでデータは古くなりますが、
過去29年で7頭中(4.2.0.1)です。特に間隔が変わったわけではないので十分来れるデータと見ます。
1点懸念材料としては、新馬戦は圧勝ながら不良馬場だったことです。
3戦しかしてないのでそのうちの2戦しかまともに走っていない可能性があります。
ジャンタルマンタル
デイリー杯2歳Sの勝ち馬ですので本命候補になります。
デイリー杯2歳Sの勝ち馬で来れなかった馬を見ると未勝利勝ちからデイリー杯を勝った馬はマイナスになります。ジャンタルマンタルは新馬勝ちからの2戦2勝なので大丈夫かと思いますが、2015年のエアスピネルも2着に負けたことから絶対の馬ではないと思われます。
勝ち方は新馬戦1800mを2馬身半差、デイリー杯2歳Sを2馬身差勝ちなので十分の内容と思われます。
ダノンマッキンリー
この馬は前走の勝ち方が良かったのか、人気になっていますが、データ的には危険な人気馬になります。
朝日杯FSは1400mまでしか経験がない馬はかなりの率で負けています。
ここは自信をもって切りとします。
エコノヴァルツ
コスモス賞を6馬身差の圧勝からの参戦です。
もちろん内容は良いのですが、相手の2着コスモディナーは阪神ジュベナイルフィリーズでは9着と力負けしており、弱い相手に対しての圧勝と見ています。
4カ月休養明けではここでは厳しいと見ます。
オーサムストローク
データ的にはベゴニア賞を勝って参戦のローテはかなり良いローテーションと見ています。
ベゴニア賞のタイムは平凡ですが、その前の未勝利戦は5馬身差の圧勝なので悪くはないだろうとみました。
未勝利戦なので相手が弱かっただけと見ればその通りですが、ここはローテーションの良さでカバーできると見ています。
京王杯2歳S
1着の成績は過去29年で22頭出走(4.3.2.13)
勝率.182、連対率.318、複勝率.409
2着の成績は過去29年で19頭出走(0.2.2.15)
勝率.000、連対率.105、複勝率.211
今年は1~2着の参戦はなく、4,5,10着馬の参戦でした。
4着以下から巻き返したのは過去29年でもマイネルレコルトのみになります。
マイネルレコルトは新潟2歳Sを3連勝で勝った後に2カ月明けで京王杯2歳Sを5着でした。かなりまれなケースになると思います。
基本的に実績を積んで間隔をあけたのちにひと叩きで京王杯を使って入着したタイプのみでないと買えないと見ます。
バンドシェル、ミルテンベルクは1勝馬ですのでいらないでしょう。
アスクワンタイムは小倉2歳Sを勝っていますが、さすがに10着からでは厳しいと見ます。
デイリー杯2歳S
(2014年から開催日変更になり、2013年まで中9週→2014年から中4週に)
1着の成績は過去29年で18頭出走(1.5.4.8)
勝率.056、連対率.333、複勝率.556
2着の成績は過去29年で19頭出走(0.3.1.15)
勝率.000、連対率.158、複勝率.211
まず、このレースは2014年から間隔が変わっています。朝日杯FSが中山から阪神になり、間隔が中9週から中4週になりました。これにより2013年より前のデータは参考程度と見ています。
2014年以降の馬柱を並べてみました。2戦2勝のデイリー杯2歳S勝ち馬はどうなるかジャンタルマンタルの結果が気になります。
今の時点では問題ないと見ています。
2着馬のエンヤラヴフェイスは新馬戦が5馬身差で勝ち方は良いのですが、新潟2歳Sで7着は負けすぎです。デイリー杯2歳Sステップとしては調子が上昇できないと見ています。
3着馬のナムラフッカーは未勝利勝ちのみの1勝馬でさすがに足りないとみます。
着外に負けたことがある馬は基本2勝以上でない限りいらないと見ます。
東京スポーツ杯2歳S
・2005年フサイチリシャール 朝日杯FS1着←東スポ杯1着←萩S1着←未勝利2000m1着←新馬2000m4着
・2000年タガノテイオー 朝日杯FS2着←東スポ杯1着←札幌2歳S2着←新馬1800m1着←新馬1800m2着
・1998年アドマイヤコジーン 朝日杯FS1着←東スポ杯1着←新馬1600m1着←新馬1400m3着
・1995年バブルガムフェロー 朝日杯FS1着←府中2歳S(のちの東スポ杯)1着←新馬1800m1着←新馬1800m3着
ホープフルSがG1になってから初めて東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬が朝日杯FSに出走になりました。
シュトラウスの説明の時にも取り上げましたが、このレースの勝ち馬が出走するのは11年ぶりになります。その間朝日杯フューチュリティステークスは中山開催から阪神開催になっており、データがあまりない状況になっています。
中山開催のときを参考にすると、2010年のサダムパテック4着以外はすべて連対している鉄板ローテと見ています。
これを考慮すると今年のシュトラウスは本命候補になると思います。
札幌2歳S
このレースは2012年から1か月早くなり、直行だと3カ月半空くことになりました。それ以降は直行はジオグリフとブライトエンブレムの2頭だけです。
データが足りないので何とも言えないですが、のちにイクイノックスを破って皐月賞馬になったジオグリフが5着に負けていたことを考えると今回のセットアップは厳しいと見ます。
総括と予想
総括として、3か月以上空けた札幌組の2頭エコロヴァルツとセットアップは切らせていただきました。
1400mまでの経験しかないダノンマッキンリーも切りました。
東京スポーツ杯2歳S勝ちは出走してくれば有力と見ており、シュトラウスを本命にしました。
デイリー杯2歳Sの勝ち馬は未勝利勝ちからでなければ有力馬と思うのでジャンタルマンタルが対抗、ベゴニア賞のステップもよいのでオーサムストロークが3番手になります。
4番手以降がなかなか良い馬がいないので今回はこの3頭に絞って勝負することにしました。
2023年朝日杯FSの予想
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◎17シュトラウス
〇 3ジャンタルマンタル
▲ 7オーサムストローク
3着馬のローテ
2014年から阪神になっていることも考えるとこれからデータができてくると思います。
現時点ではデイリー杯2歳S連対が良いと思われます。次点としては新馬勝ちや未勝利勝ちのほうが良いかもしれません。
ジャンタルマンタルが本線、タイキヴァンクール、タガノエルピーダあたりも良いかもしれません。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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去年の朝日杯フューチュリティステークスの記事は→2022年 朝日杯フューチュリティステークス データ予想 ダノンタッチダウンは勝てるのか?
以下はテキストのデータとなります。
京王杯2歳S(2014から朝日杯が阪神に) | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2023 | バンドシェル | ミルテンベルク | 10→アスクワンタイム | |||
2022 | ⑦オオバンブルマイ | ⑯フロムダスク | 12→⑭ミシェラドラータ | |||
2021 | ⑥トウシンマカオ | |||||
2020 | ⑩モントライゼ | ⑥ロードマックス | ||||
2019 | ②タイセイビジョン | ⑦ビアンフェ | ||||
2018 | ④ファンタジスト | ⑦アスターペガサス | ||||
2017 | ③タワーオブロンドン | ⑦カシアス | ⑩アサクサゲンキ | |||
2016 | ②モンドキャンノ | |||||
2015 | ⑪ボールドライトニング | ⑧アドマイヤモラール | ③シャドウアプローチ | |||
↑2014 | ⑭セカンドテーブル | |||||
2013 | ④マイネルディアベル | |||||
2012 | ⑧エーシントップ | ⑦ラブリーデイ | ⑥ノウレッジ | |||
2011 | ③レオアクティブ | ⑥サドンストーム | ||||
2010 | ①グランプリボス | ②リアルインパクト | ⑭エーシンブラン | |||
2009 | ②エイシンアポロン | ⑬ツルマルジュピター | ⑥ダッシャーゴーゴー | |||
2008 | ⑯ゲットフルマークス | ②フィフスペトル | ⑧エイシンタイガー | |||
2007 | ⑪アポロドルチェ | ④ドリームシグナル | ②レッツゴーキリシマ | |||
2006 | ⑤マイネルレーニア | ⑬マイネルフォーグ | ⑦アロマンチェス | ⑧ゴールドアグリ | ⑪アドマイヤヘッド | |
2005 | ⑫デンシャミチ | |||||
2004 | ⑪スキップジャック | ①マイネルレコルト | ||||
2003 | ①コスモサンビーム | ③アポインテッドデイ | ⑤フサイチホクトセイ | |||
2002 | ||||||
2001 | ⑥シベリアンメドウ | ⑤アグネスソニック | ⑮サダムブルースカイ | |||
2000 | ⑤テイエムサウスポー | ③ネイティヴハート | ||||
1999 | ⑧ノボジャック | ④エンドアピール | ||||
1998 | ⑨ロサード | ⑤エイシンバルーン | ⑫リザーブユアハート | |||
1997 | ①グラスワンダー | ⑫マチカネサンシロー | ||||
1996 | ①マイネルマックス | ⑯アサカホマレ | ⑦パーソナリティワン | |||
1995 | ⑤タヤスダビンチ | ⑩スキーミュージック | ||||
1994 | ⑥ブイマシン |
東スポ杯2歳S(2014から朝日杯が阪神に) | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2023 | シュトラウス | |||||
2022 | ||||||
2021 | 6→④アルナシーム | |||||
2020 | ⑫ジュンブルースカイ | |||||
2019 | ||||||
2018 | 7→②クリノガウディー | |||||
2017 | ||||||
2016 | ⑤トラスト | |||||
2015 | ⑫ハレルヤボーイ | |||||
↑2014 | ||||||
2013 | ⑦プレイアンドリアル | |||||
2012 | ②コディーノ | |||||
2011 | 9→②マイネルロブスト | |||||
2010 | ④サダムパテック | ⑤リフトザウイングス | ⑥マイネルラクリマ | |||
2009 | ①ローズキングダム | ⑭トーセンファントム | ||||
2008 | ③ブレイクランアウト | |||||
2007 | ⑤スズジュピター | ①ゴスホークケン | ||||
2006 | ④フライングアップル | ①ドリームジャーニー | ||||
2005 | ①フサイチリシャール | |||||
2004 | ③ペールギュント | ④マイネルハーティー | ||||
2003 | ④フォーカルポイント | ⑨キョウワスプレンダ | 止マイネルパナシュ | |||
2002 | ④タイガーモーション | ⑪バロンカラノテガミ | ||||
2001 | ||||||
2000 | ②タガノテイオー | ⑧ウインラディウス | ||||
1999 | ⑤トップコマンダー | ③マチカネホクシン | ||||
1998 | ①アドマイヤコジーン | ⑥マチカネテルテル | ||||
1997 | ②マイネルラヴ | ⑤マイネルメッサー | ||||
1996 | ⑥スターマイサドル | |||||
1995 | ①バブルガムフェロー | |||||
1994 | ⑦マイネルガーベ |
デイリー杯2歳S(2014から朝日杯が阪神になり間隔も中9週から中4週) | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2023 | ジャンタルマンタル | エンヤラヴフェイス | ナムラフッカー | 8→クリーンエア | ||
2022 | ⑥オールパルフェ | ②ダノンタッチダウン | ||||
2021 | ②セリフォス | ⑧プルパレイ | ||||
2020 | ③レッドベルオーブ | ⑨ホウオウアマゾン | ⑪スーパーホープ | ⑮ビゾンテノブファロ | ⑧カイザーノヴァ | |
2019 | ⑩レッドベルジュール | ⑨ウイングレイテスト | ⑯ペールエール | ⑪トリプルエース | ||
2018 | ①アドマイヤマーズ | |||||
2017 | ④ケイアイノーテック | ⑧フロンティア | 8→⑮ヒシコスマー | |||
2016 | ③ボンセルヴィーソ | 7→⑩ビーカーリー | ||||
2015 | ②エアスピネル | ⑤シュウジ | ||||
↑2014 | ⑥タガノエスプレッソ | ⑧アッシュゴールド | ⑪ナヴィオン | ②アルマワイオリ | ||
2013 | ⑤アトム | |||||
2012 | ⑬テイエムイナズマ | ⑨クラウンレガーロ | ⑯マイネルエテルネル | |||
2011 | ⑦クラレント | ⑤ダローネガ | ⑬マコトリヴァーサル | |||
2010 | ⑪アドマイヤサガス | |||||
2009 | ②エイシンアポロン | ③ダイワバーバリアン | ||||
2008 | ⑦シェーンヴァルト | ④ホッコータキオン | ⑤ピースピース | |||
2007 | ③キャプテントゥーレ | ⑩ウイントリガー | ||||
2006 | ③オースミダイドウ | ②ローレルゲレイロ | ||||
2005 | ⑤ダイアモンドヘッド | |||||
2004 | ③ペールギュント | ⑦エイシンヴァイデン | ||||
2003 | ②メイショウボーラー | ⑦グレイトジャーニー | ||||
2002 | ⑦マイネルモルゲン | ①エイシンチャンプ | ||||
2001 | ⑬ファストタテヤマ | ⑪ホーマンウイナー | ⑩ダイワファルコン | |||
2000 | ⑤テイエムサウスポー | |||||
1999 | ②レジェンドハンター | ⑦ラガーレグルス | ④エンドアピール | |||
1998 | ②エイシンキャメロン | ⑭トウカイナンバー | ||||
1997 | ⑩ボールドエンペラー | |||||
1996 | ⑨キタサンフドー | |||||
1995 | ⑩スキーミュージック | ⑤タヤスダビンチ | ||||
1994 | ⑥ブイマシン |