エフフォーリアは皐月賞馬であり、秋の天皇賞馬でもあります。
そして、秋の天皇賞からの直行パターンという異例のローテなのでなかなか取捨選択が難しいところです。
秋の天皇賞の直行組のデータと、皐月賞馬のデータをおさらいしてみましょう。
天皇賞秋からの直行馬
サンプルが非常に少ないです。考え方ひとつで買いか切りかわかれると思います。
天皇賞秋から勝った馬で直行した馬は過去30年で6頭のみ。
成績は(0.1.1.4)とういう成績です。サンプルが少なすぎますね~。
アーモンドアイは安田記念3着→休養→天皇賞秋1着→有馬記念9着
レイデオロはドバイSC4着→休養→オールカマー1着→天皇賞秋1着→有馬記念2着
オフサイドトラップは七夕賞1着→新潟記念1着→天皇賞秋1着→有馬記念10着
サクラチトセオーは宝塚記念7着→休養→毎日王冠4着→天皇賞秋1着→有馬記念3着
ネーハイシーザーは宝塚記念5着→休養→毎日王冠1着→天皇賞秋1着→有馬記念9着
プレクラスニーはエプソムC1着→休養→毎日王冠1着→天皇賞秋1着→有馬記念4着
この中で9月以降1戦していなかった馬はアーモンドアイとオフサイドトラップ。アーモンドアイほどの馬が負けているのはマイナスかもとも取れます。
ただ、アーモンドアイは中山競馬場初挑戦でした。
2着、3着に来たレイデオロとサクラチトセオーはその年のオールカマーやAJC杯を勝っており、
2200mの中山競馬場GⅡを勝っているのは大きな強みと言えると思います。
エフフォーリアは中山2000mのG1勝ちですので中山コースは問題ないと思われます。
その年の皐月賞馬の成績
過去32年で13頭出走。(4.2.1.6)
そのうち3冠馬は(2.1.0.0)、2冠馬は(1.0.0.2)、皐月賞のみは(1.1.1.4)
エフフォーリアは天皇賞秋を勝っているので2冠馬クラスといえると思います。
ただ、エフフォーリアは秋1戦のみの消化です。これをどう見るか。
そこで秋1戦のみの馬を集計してみました。
秋1戦のみの成績
過去27年で61頭いました。(集計大変でした(笑))
成績は(4.2.4.51)です。弱い馬や成績が悪かった馬もいるので何とも言えないですが、
勝つためにはG1を2勝以上、連対や3着でもG1連対経験くらいは必要かと思われます。
(まあエフフォーリアはG1を2勝以上しているんですけれども)
結論からするとエフフォーリアは切れない・・・と思われます。