2023年　第83回桜花賞　過去２９年データ分析　リバティアイランドは買いか？

（JRA公式サイトよりオッズは土曜日5：10時点）

桜花賞予想

◎3リバティアイランド
〇9コナコースト
▲4ドゥアイズ
△2ライトクオンタム

ステップと過去成績

1.阪神ジュベナイルフィリーズ
2.チューリップ賞
3.エルフィンＳ
4.フィリーズレビュー
5.クイーンＣ
6.おまけ３着馬のローテ

総括

リバティアイランドに逆らえませんでした。
十分３冠をとれる可能性がある馬と見ました。

２番手はコナコーストです。
ダンスパートナーのデータとそっくりのためハマれば来るだろうと思います。

３番手はドゥアイズをあげます。去年スターズオンアースがクイーンＣ２着から勝ったことによりクイーンＣの連対馬は悪いステップではないと見ました。
ただしクイーンＣの前に重賞やオープンで実績が必要と見ます。
ドゥアイズは札幌２歳Ｓ２着で阪神ＪＦ３着でしたので実績は十分と見ています。

もう一頭上げるとしたら
ライトクオンタムです。シンザン記念を連対した馬ではダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、ジュエラー、アーモンドアイと４頭も桜花賞馬が出ています。
ただし、シンザン記念から直行した馬はアーモンドアイだけなので厳しいかもしれません。未知数なので抑える必要があると思います。

阪神ジュベナイルフィリーズ

阪神JFを勝った馬の成績23頭中（4.5.2.12）勝率.174、連対率.391、複勝率.478
２着馬の成績23頭中（3.3.5.12）勝率.130、連対率.261、複勝率.478
３着馬の成績20頭中（2.3.0.16）勝率.100、連対率.250、複勝率.250

直行のリバティアイランドをどうするか。この馬は３レースとも他馬と次元が違うレースをしており、状態が問題なければ間違いなく桜花賞を勝てる強さです。
サンプルが少ないですが、リバティアイランドが切れるデータがあるとしたら、阪神ＪＦを２勝目で上げているところか？と思いましたが
アルテミスＳ２着で賞金も加算しているのでただの２勝目ではありません。
これが１勝クラスの２着の後に阪神ＪＦ勝っていたら反動が出そうなローテと思われます。

シンリョクカは新馬戦勝ちの後の阪神ＪＦ２着です。
この実績ならエルフィンＳからチューリップ賞を使ってくるローテーションでないと厳しいと見ます。
ドゥアイズは札幌２歳Ｓを連対し、クイーンＣ２着からなので十分来れるデータと見ています。

チューリップ賞

チューリップ賞の勝ち馬の成績25頭中（3.4.1.17）勝率.120、連対率.280、複勝率.320
２着馬の成績28頭中（5.3.1.19）勝率.189、連対率.286、複勝率.321
３着馬の成績29頭中（2.3.4.20）勝率.069、連対率.172、複勝率.310

モズメイメイは条件戦勝ちの後のチューリップ賞勝ちです。
このタイプはチューリップ賞の後の反動があるとみます。
条件戦からのチューリップ賞勝ちで買えるのはその年では無敗で連対率１００％くらいは必要と思われます。（モズメイメイは年内は２戦２勝で、複勝率１００％なのでギリギリセーフかもしれません）

データを見るとチューリップ賞は２着のほうが勝ち馬より良いです。
コナコーストは１勝馬ながらエルフィンＳとチューリップ賞２着からの参戦です。
ダンスパートナーと類似したデータですので十分来れると思われます。

ペリファーニアは新馬勝ちの後のチューリップ賞３着では実績不足と見ていらないでしょう。

エルフィンＳ

勝ち馬の成績23頭中（4.3.2.14）勝率.174、連対率.304、複勝率.391
この中の成績でエルフィンＳから桜花賞直行した馬だけを見てみると
9頭中（2.1.0.6）勝率.222、連対率.333、複勝率.333
上記の連対馬３頭のうち２頭は２戦２勝（２勝とも1600m以上）、残り１頭は新馬千六１着→シンザン記念ＧⅢ３着→エルフィンＳ１着でした。

ユリーシャは４戦２勝です。エルフィンSの前は１勝クラスを５着（しかも牝馬戦）では実績が不足です。

コナコーストは前述の通り有力と見ています。

シングザットソングはエルフィンＳ３着の後フィリーズレビューで勝ってしまっているので厳しいデータになります。ここではいらないと見ます。

フィリーズレビュー

表からわかる通り恐ろしいくらい来ません。
フィリーズ3着以内の馬が桜花賞出走したときの成績は
83頭中（4.1.5.73）勝率.048、連対率.060、複勝率.120

３着以内に来た馬の傾向を分析すると、阪神JFで５着以内か、1勝クラス以上の1600mの勝ちがある馬、フィリーズレビュー以外で重賞連対のある馬あたりになります。

ムーンプローブが穴馬候補になりそうと思いましたが、さすがに阪神ＪＦ17着では巻き返せないと思います。
阪神ＪＦを二桁着順で桜花賞に馬券になった馬はエフティマイアとノースサンデーのみ。
エフティマイアは新潟２歳Ｓを勝っており、ノースサンデーはききょうＳとアネモネＳのオープン２勝馬でした。

ムーンプローブは１勝クラス勝ちまでしかないため格が足りないと思われます。

ジューンオレンジは１勝でオープン以上の連対もないことからこれも格が足りないのでいらないでしょう。

クイーンＣ

勝ち馬の成績24頭中（0.3.3.18）勝率.000、連対率.125、複勝率.250
過去30年このレースと桜花賞を勝った馬はいません。連対することでさえもかなり厳しいと思います。
クイーンＣと桜花賞両方連対できる馬は、基本的には阪神ＪＦか1600m重賞で連対か、1600m以上の500万かオープン、クイーンＣ以外の重賞勝ちがある馬とみています。

今年はハーパーは未勝利勝ちからクイーンＣを勝った馬で余力が残っていないタイプと見ます。

クイーンＣ２着のドゥアイズのほうが狙える馬と思われます。
ドゥアイズは札幌2歳S２着で阪神ＪＦ３着なので並の１勝馬とは違い、クイーンＣを８割仕上げの可能性があります。
桜花賞で１０割で仕上げれば十分連に絡めると見ています。

桜花賞予想

◎3リバティアイランド
〇9コナコースト
▲4ドゥアイズ
△2ライトクオンタム

３着馬のローテ

阪神ＪＦ６着以内が良く、特に２着馬が多いですか。
今回はシンリョクカですが、鉄砲では買いづらいです。
アネモネ３連勝で挑むトーセンローリエは狙えると思います。
１勝クラスの１６００ｍとチューリップ賞を連勝したモズメイメイ、重賞連対があり、阪神ＪＦ３着のドゥアイズあたりが良いかと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントいただけるとありがたいです。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。

　
　
　
以下の表はテキストデータの表です。