2025年安田記念の予想
- ◎13ソウルラッシュ
〇18ブレイディヴェーグ
▲ 4ウインマーベル
△ 8エコロヴァルツ
△ 3マッドクール
総括
主役はソウルラッシュとみました。
2番手以降は1600mが未知数の馬ばかりとなってしまいましたが、力のある馬なので上位の印をつけました。
人気どころで切った馬ではジャンタルマンタルはNHKマイル優勝馬の翌年の活躍できなかった馬のデータに当てはまるのではないかと予想しました。
シックスペンスはG2までの馬になるのではないかという点と、中山記念の勝ち馬の春のG1の成績が悪い点で切りました。
安田記念の傾向
ステップレースは京王杯SCかヴィクトリアマイルが一番良いと思いますが、海外からの参戦も増えており、バラバラになっています。
レース間隔も連闘から7カ月明けまで幅広く、なんでもありのようですが、2カ月以上(大阪杯より前)空いている馬はG1連対実績が必要になります。
牡馬G1連対経験か牝馬中距離G1連対経験のある牝馬が好走する傾向があります。
リピーターが多く、前年3着以内に入った馬はまた3着以内に好走する確率は高い。
G1馬が復活して馬券に絡むことがあるレース
今年の安田記念
去年のマイルCSとドバイターフを勝って参戦のソウルラッシュが筆頭になりますが、混戦模様になっています。
去年のNHKマイルC馬ジャンタルマンタルが今年初戦で挑んでくるのは取捨選択が難しいところです。
G2を3勝しているシックスペンスが鞍上ルメール騎手にもどって勝てるのか?
マイル戦4戦連続連対のウォーターリヒト、マイル戦では勝ちがないG1馬のブレイディヴェーグなど面白いメンバーが揃っているレースとなりました。
私が考える安田記念の特徴
(独断と偏見あり)
- 前年の安田記念4着以内の馬が出走すればまずそこから考える
- 京王杯SCは5着以内でG1連対経験をもつこと。
- マイラーズカップステップは1,2着からは苦戦。3~5着でマイル重賞実績かG1連対実績があれば買い
- ヴィクトリアマイルからは牡馬G1連対実績が必要でかつ5着以内
- 間隔は2カ月以内(大阪杯まで)それ以上空いている馬はG1連対実績が必要
- 前走5着以内(G1連対実績があれば着外でも可)
上位人気馬の考察
ソウルラッシュ
去年の安田記念3着とマイルCS優勝馬です。前走もドバイのG1を勝っており実績も文句なく今回の出走馬の中で1番になります。
気になる点といえば
東京コースを6回も経験して1回も勝っていない点
でしょうか。
ジャンタルマンタル
去年のNHKマイルCの優勝馬です。一昨年は2歳のマイルG1朝日杯FSも勝っています。
実績では文句ないでしょう。
問題はローテーションと状態です。NHKマイルの後、熱発で富士Sを回避して香港G1で惨敗しました。
そこから立て直すようなレースには出ずにぶっつけで安田記念に挑戦です。
わからない点が多く、難しい馬になっています。
ただし、データ的にはNHKマイルを勝った馬がその後にどこも好走せずG1に挑戦のパターンは負ける馬が多く良いデータではありません。
シックスペンス
ダービー、大阪杯以外はすべて勝っている成績です。これをどう見るかですが、G2までの馬に終わる可能性があると思います。
特に中山記念を勝った馬は、G1馬以外はその春にG1で連対ができない傾向になります。
おそらく中山記念勝ちの反動か疲れがあると思われます。
今回はバッサリ切ることにしました。
ブレイディヴェーグ
一昨年のエリザベス女王杯勝ち馬です。去年は2レースしかしておらず、今年はすでに3レース目です。馬の力はあると思いますが、マイル戦はまだ2戦しかしていなく、未知数になります。
東京コースは3勝しており問題ないと思われます。
この馬はマイル戦のペースに適応できるかどうかになると思われます。
ウォーターリヒト
東京新聞杯を勝って、ぶっつけでの挑戦です。基本的にこのローテーションはかなりマイナスと思われます。
2022年のイルーシヴパンサーが東京新聞杯を4連勝で飾ったあと直行で8着に負けているように勢いがあっても厳しいローテと思われます。
逆にヴァンセンヌのように京王杯SCを使ってきたら買えたかもしれません。
ジュンブロッサム
マイラーズカップ2着からの参戦です。東京1600m重賞の富士Sを勝っていることから多少人気になっていますが、気になるデータがあります。
マイラーズカップの前の東京新聞杯10着です。着外から連対しての参戦はデータ的には、かなりのマイナスになります。
このパターンでは前走をレコード勝ちするくらいの勢いがないと安田記念では好走できないと思われます。
京王杯SC
京王杯SC連対馬は今年出走はありません。
京王杯SCのステップは意外と厳しいローテーションのようです。G1級の馬か、連勝の勢いを持って連対してこないと安田記念では好走できないようです。
レッドモンレーヴはG2までしか勝っていなく、この実績では連勝してこないと厳しいと思われます。
マイラーズカップ
マイラーズカップ1着馬の成績は過去20年で18頭出走(0.1.3.14)
勝率.000、連対率.056、複勝率.222
過去30年に遡ると25頭出走(0.1.5.19)
勝率.000、連対率.040、複勝率.240
過去に勝ち馬が1頭も出ていません。2着も1頭だけです。連対も厳しいデータと見ます。
マイラーズカップ2着馬の成績は過去20年で14頭出走(1.0.0.13)
勝率.071、連対率.071、複勝率.071
過去30年に遡ると22頭出走(1.0.1.19)
勝率.048、連対率.048、複勝率.095
連対が過去に1頭のみです。3着でさえ1頭しかいません。基本切りでよいと思います。
ロングラン、ジュンブロッサムもかなり厳しいと思われます。
マイラーズカップ1着馬について
-
かなり厳しいデータになります。G1クラスの馬でないとマイラーズカップをステップで安田記念を連対するのは厳しいでしょう。
ロングランはあっても3着までと考えます。
マイラーズカップ2着馬について
-
マイラーズカップ2着馬をみてもステップには良くないと思われます。
ジュンブロッサムも厳しいでしょう。
ダービー卿CT
ダービー卿CT勝ち馬の成績は過去20年で11頭出走(2.0.0.9)
勝率.182、連対率.182、複勝率.182
過去29年に遡ると18頭出走(2.0.0.16)
勝率.111、連対率.111、複勝率.111
勝ち馬の2頭は2015年のモーリスと2010年のショウワモダンです。
どちらも連勝で、モーリスは3馬身半差勝ちで3連勝をかざって挑んでいます。
ショウワモダンはダービー卿のあとにメイSを勝って連勝で挑みました。
今年のトロヴァーレは連勝ですが、3/4馬身差勝ち、クビ差勝ちの連勝では厳しいと見ています。
ダービー卿CT1着馬について
ダービー卿CTのステップも良いステップとは言えません。
モーリスは圧勝の3連勝、ショウワモダンはダービー卿CTの後にメイSを挟んで連勝で参戦しています。
トロヴァトーレは僅差勝ちの連勝では安田記念での好走は難しいと考えます。
高松宮記念
高松宮記念を使って安田記念に馬券に絡んでいる馬は殆どがG1馬(ファリダット以外)になります。
マッドクールはG1馬ですが、高松宮記念着外からの直行では厳しいでしょう。
過去で直行で3着以内に来た馬はすべて高松宮記念連対しています。
中山記念
中山記念を使っている馬もG1級の馬でないと馬券に絡むのは厳しいと思われます。
シックスペンスはG2は3勝していますがG1は連対経験ゼロです。このタイプは厳しいとみます。
東京新聞杯
同じ東京1600mですが、あまり関連はないようです。
東京新聞杯から安田記念直行は、ほぼ来ないといってよいと思います。
ウォーターリヒトは直行なのでいらないでしょう。
ブレイディヴェーグはドバイを挟んでおり、取捨選択は難しいところです。
マイルCS
マイルCS連対馬は安田記念でも好走するケースがふえています。
ソウルラッシュも去年安田記念3着でマイルCSも勝っており十分の実績と思われます。
ウインマーベルは実績が1400m以下に集中しており、マイルは1回しか走っておらず、未知数になるのでわからないと思います。
ブレイディヴェーグは逆に1800m以上の実績があり、マイルは2回のみです。これも未知数と思われます。
マイルCS1着馬について
-
マイルCS1着馬でその後に安田記念の馬券内に入るにはマイルCS以降にG1入着か重賞連対は必須と思われます。また東京コースの勝ちがない馬は疑問が残ります。
ソウルラッシュはドバイ勝ちがあるので状態は問題ないですが、東京コースに対してが少し疑問になります。
富士S
G1級の場合は馬券を考慮する必要があると思われます。
ソウルラッシュはマイルCSも勝っており、G1馬なので富士S2着馬でも買えるタイプになります。
ジュンブロッサムはG1実績なく、東京新聞杯10着→マイラーズC2着のパターンではまずこないと思われます。
前年の安田記念
前年の安田記念とかなり関連があると思われます。
前年4着以内に来た馬は状態が良ければ好走できると思います。
ソウルラッシュは近走は好走しているので十分馬券に絡めると見ます。
ガイアフォースは1年間入着ゼロなので厳しいでしょう。
休養明け
休養明けは基本G1連対経験が必要と思われます。(例外はキャリア6戦以内の馬)
ジャンタルマンタルはG1を2勝しているので休養明けでも連対できるデータになります。
ウインマーベルはG1連対でもスプリンターズSなので難しいかもしれません。
サクラトゥジュール、ウォーターリヒトは厳しいでしょう。
2025年安田記念の予想
- ◎13ソウルラッシュ
〇18ブレイディヴェーグ
▲ 4ウインマーベル
△ 8エコロヴァルツ
△ 3マッドクール
総括
-
主役はソウルラッシュとみました。
2番手以降は1600mが未知数の馬ばかりとなってしまいましたが、力のある馬なので上位の印をつけました。
人気どころで切った馬ではジャンタルマンタルはNHKマイル優勝馬の翌年の活躍できなかった馬のデータに当てはまるのではないかと予想しました。
シックスペンスはG2までの馬になるのではないかという点と、中山記念の勝ち馬の春のG1の成績が悪い点で切りました。
おまけ3着馬のローテ
マイラーズカップ入着馬が断然ですが基本的にG1で3着以内の経験馬が目立ちます。
ソウルラッシュ、ウインマーベル、ジャンタルマンタル、ブレイディヴェーグ、マッドクールあたりでしょうか。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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