2023年　第73回安田記念　過去20年以上のデータ分析【穴馬にダノンスコーピオン】

（JRA公式サイトよりオッズは日曜日11：01時点）

このレースのステップレースである京王杯SCからの参戦が著しく減っています。
ステップレースからのデータ重視している私の予想にはかなり難解レースになっています。
基本的な考え方としては京王杯SC、Ｖマイル、ＮＨＫマイルからのステップが有力とみています。
今年はあまり良く無いステップのマイラーズカップからシュネルマイスターが参戦しているのでこれがどうなるか注目しています。

安田記念予想

◎４セリフォス
〇１８ソングライン
▲１４シュネルマイスター
△６ダノンスコーピオン
△５ソダシ
△１０ソウルラッシュ
△９シャンパンカラー

総括

セリフォス、シュネルマイスターのどちらかが勝つと見ています。

セリフォスは富士ＳとマイルＣＳを連勝するほどなので、マイル適正を最上位とみました。

シュネルマイスターはマイラーズカップからの参戦なので難しいかもしれませんが、Ｇ１馬ですし、念願の安田記念を勝ちに本気で来ている可能性を考えました。

ソングラインは有力の２着候補と見ています。（連覇するには格が足りないとみました）

ダノンスコーピオンはまだ見限るのは早く、状態次第で勝ち負けできると思います。ただし前走が大敗なので２、３着候補と見ています。

ソダシは牡馬Ｇ１実績が３着までしかないためここで勝つのは難しいと考え、２，３着候補と見ています。

ソウルラッシュは３戦連続入着で１回連対をしているので３着候補として挙げています。

シャンパンカラーは東京マイルの鬼の可能性から浮上させました。

京王杯SC

レッドモンレーヴですが、京王杯SCの前がダービー卿で７着と負けています。
京王杯SCを勝って安田記念も連対する馬は相当な実績（Ｇ１馬）か勢いがある連勝中の馬でないと厳しいと思われます。（例外１頭アサクサデンエンのみ）

例外のアサクサデンエンでも京王杯SCの前はマイラーズカップ３着でした。
ダービー卿には出走しないほうが良いデータになります。ダービー卿に関しては連勝かＧ１馬でないと買えないのでレッドモンレーブは要らないとみています。

ダノンスコーピオンは１１着からの参戦ですが、去年のＮＨＫマイルカップ優勝馬です。まだ見限るには早いと思います。
秋の富士S３着もあるので、早熟というのはないと思います。調子が復調すれば十分来れると見ています。

ヴィクトリアマイル

最近は有力馬が出ているイメージです。
牡馬のＧ１実績があればよいとみています。

ソングラインは去年の安田記念の優勝馬で一昨年のＮＨＫマイル２着馬です。実績は申し分ありません。
マイナス面といえば前々走のサウジアラビアのＧ３で１０着に負けているところです。
安田記念は前走勝っている馬でも前々走が着外に負けている馬が凡走することが多いと見ていますのでソングラインは２着候補と見ています。

ソダシはＧ１実績が牝馬戦に偏っています。フェブラリーＳとマイルＣＳを３着に来ていますがこれをどっちに取るかで変わると思います。
札幌記念を勝っていることと、マイル実績が（4.1.1.0）ということから買う方向でよいかと思います。

ナミュールはヴィクトリアマイルを着外なので割引が必要と思われます。
マイル実績も東京新聞杯２着に来ていますが、重賞はチューリップ賞勝ちしかなく、阪神ＪＦと桜花賞ともに連対もできていません。
安田記念を連対できるほどのマイルの適正がないと見ます。

マイラーズカップ

このレースに連対して直行した場合はかなりのマイナスになっています。唯一の連対馬コンゴウリキシオーはレコード勝ちをして参戦でした。

シュネルマイスターが勝って参戦です。ついにマイラーズカップから直行で勝つ馬が出るか注目するところです。
マイラーズカップが４月開催になって勝ち馬２０頭中の安田記念の成績（0.1.3.16）を考えるとマイナスと見たほうが良いと思います。

ガイアフォースは要らないと見ています。マイラーズカップ２着から安田記念を勝ったモズアスコットは間にオープンレースを使っていました。
データ上ではマイラーズカップ２着から直行は安田記念で連対することはほぼないと見ています。

ソウルラッシュは勝つのは厳しいですが、３着候補とすると有力と見ています。

マテンロウオリオンは去年のＮＨＫマイルカップ２着ですが、その後７戦して３着以内ゼロでは厳しいでしょう。去年秋以降に重賞勝ちかＧ１連対が欲しいところです。

ダービー卿

このレースは安田記念を狙うときは出ないほうがいいレースと思われます。Ｇ１馬か、２連勝以上で挑まないと買えません。

レッドモンレーブは京王杯ＳＣを勝っていますが、ここを７着というところがデータ上では厳しくなっています。

高松宮記念

ここから直行はＧ１馬以外はまずいらないとみています。Ｇ１馬でさえも連対が必要になっています。
ナランフレグ、メイケイエールは４着以下に負けて直行なのでいらないでしょう。

中山記念

このレースに出ている馬はＧ１馬か連勝で挑む馬でないと買えないと思われます。

シュネルマイスターはＧ１馬なので問題ないでしょう。マイラーズカップ勝ちから来れるかどうかと見ています。

イルーシヴパンサーは８着からの直行ではＧ１馬でないかぎり厳しいと見ています。

東京新聞杯

このレースに勝ってステップレースに３着以内で挑んだ馬は有力と思われます。

ウインカーネリアンはドバイをステップにしており、データはあまりないタイプですが、
去年のマイルCSを１２着に負けていることからＧ１の格というものが足りないと見ます。

ナミュールとマテンロウオリオンは前述のとおりいらないと見ています。

マイルCS

京都1600mと東京1600mでは全然違うレースになると思われます。近３年は阪神で行われていますが、直線で坂がある分阪神と東京は少し似ているかもしれません。
データ的にはマイルＣＳで着外だった馬はＧ１馬でないと厳しいと思われます。

セリフォスは富士ＳをマイルCSを連勝しておりＧ１実績、東京コース適性、マイル実績申し分ありません。ここでは有力馬になります。

マイルＣＳで入着しているソダシ、ソウルラッシュ、シュネルマイスターは直近のレースも好走しているので十分来れると見ています。

着外だった馬の中ではＧ１馬のダノンスコーピオンのみ浮上になり、マテンロウオリオンとウインカーネリアンは要らないでしょう。

富士S

1600mになってからはこのレースに連対して安田記念も連対した馬は去年のソングラインが初めてでした。
Ｇ３とＧ１ではだいぶ異なるということでしょうか？Ｇ１実績があれば十分来れるとみます。

セリフォスとダノンスコーピオンはＧ１馬なのでよいでしょう。
ソウルラッシュはＧ１実績が足りないとみます。

前年の安田記念

前年の連対馬が出走していればまずその馬から考えてよさそうです。３着になると成績は落ちますがＧ１連対実績があれば有力とみてよいと思われます。

今年はソングライン、シュネルマイスターともに参戦しており有力になります。４着のセリフォスもＧ１馬なので有力になります。

８着以下に負けている馬は来ても３着までと思います。近走で良績のソウルラッシュのみ３着まではありとみました。

３着馬のローテ

ＮＨＫマイルカップ勝ちのシャンパンカラー、
マイラーズカップ勝ちのシュネルマイスター、
マイラーズカップ３着のソウルラッシュあたりでしょうか。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
　

こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントいただけるとありがたいです。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。
　
　
　

　
　
　
以下の表はテキストデータの表です。