2022年　第83回菊花賞　データ予想　今年は1番人気2番人気両方勝てない？

（JRA公式サイトより）

傾向としては皐月賞とダービーで３着以内に着た馬は有力になります。
神戸新聞杯では３着以内、セントライト記念では２着の馬が連に絡むと思われます。なぜかセントライト勝ち馬は成績が非常に悪いです。
条件戦からの馬は基本３勝馬で中５週以内ローテなら買いになります。（３着なら２か月以内でOK）

予想

◎11ドゥラドーレス
〇14アスクビクターモア
▲4ボルドグフーシュ
△15ポッドボレット
△3プラダリア
△7アスクワイルドモア

総括

今回は勝ち馬のデータがはっきり出ませんでした。難しい予想になりました。
こういう時は人気通りのつまらない結果、もしくは全然データに当てはまらない馬が来て荒れると思います。
最有力がアスクビクターモアですが、勝てるデータではなく、２着が最有力の予想になります。

思い切ってデータにはない馬を本命にしました。

本命はドゥラドーレスです。今回データに当てはまる馬がいなく、条件戦からくる３勝馬ではないかと考えた結果です。
条件戦は2000mを勝っている馬のほうが好走している傾向があるので選びました。この馬が中５週以内で出走していればもっと自信を持てるのですが、そこは目をつぶりました。

２番手にアスクビクターモアです。
データ上は一番買える馬ですが、セントライト記念２着馬なので勝てないデータと思っています。

３番手にボルドグフーシュにしました。３勝している神戸新聞杯３着以内の馬なので十分勝つ可能性がある馬とみています。
ただし、神戸新聞杯が中京開催で菊花賞が阪神開催なので割引が必要と思い３番手にしました。

穴馬候補として、すみれS勝ちのポッドボレット、青葉賞勝ちのプラダリア、京都新聞杯勝ちのアスクワイルドモアをあげます。この３頭は来るときは２着のデータなので２着付けで馬券は買います。

人気馬のガイアフォースはセントライト記念勝ちと菊花賞は直結しないデータを重視し、
ジャスティンパレスは皐月賞とダービーともに９着と底力に不安がある点と中京開催での神戸新聞杯の圧勝は逆に買えないみて２頭とも切りました。

ステップと過去成績

1.神戸新聞杯
2.セントライト記念
3.ラジオNIKKEI賞
4.ダービー
5.皐月賞
6.条件の馬
7.おまけ３着馬のローテ

神戸新聞杯

神戸新聞杯勝ち馬の菊花賞の成績は
過去２８年で２１頭出走（8.3.2.8）
勝率.381、連対率.524、複勝率.619
菊花賞の馬券から外せないと思われます。
ジャスティンパレスですが、皐月賞、ダービーともに９着です。両方出走して３着以内がないのはかなりマイナスです。
その場合はすみれS勝ちか、青葉賞勝ち、もしくは２歳時に1600m以上のオープン勝ちが必要と思われます。
どれにも当てはまらないので切ります。

神戸新聞杯２着馬の菊花賞の成績は
過去２８年で２６頭出走（5.4.1.16）
勝率.192、連対率.346、複勝率.385
ヤマニンゼストは２勝馬で他の重賞の連対もなく、神戸新聞杯で勝負がけをした馬です。出走権を取れなくては菊花賞に出走できないくらいの馬はマイナスです。

神戸新聞杯３着馬の菊花賞の成績は
過去２８年で２６頭出走（6.2.5.13）
勝率.231、連対率.308、複勝率.500
ボルドグフーシュは３勝馬で神戸新聞杯を３着以内に着た馬なので有力の思われます。
特に神戸新聞杯を３着で前走を条件戦３勝目をあげた馬は２頭のみでした。ビッグウィークとオーケンブルースリです。
違いといえばこの２頭は３連勝して神戸新聞杯３着でした。連勝していませんが、３走前が重賞の京都新聞杯なのでここは目をつぶりました。

神戸新聞杯５着のヴェローナシチーは１勝馬なのでかなり厳しいと思います。１勝馬できた馬はエタリオウのみです。
エタリオウは青葉賞２着、ダービー４着、神戸新聞杯２着でした。明らかに実績不足と思われます。

セントライト記念

セントライト記念勝ち馬の菊花賞の成績は
過去２８年で２２頭出走（1.0.1.20）
勝率.045、連対率.045、複勝率.091

ここで勝った馬はまず来ないと思っていいデータです。唯一の優勝馬はキタサンブラックです。
キタサンブラックはダービーは１４着と惨敗したものの、皐月賞は３着、それ以外はすべて勝ちでしたので別格のデータと思われます。

２００７年の菊花賞３着に来たロックドゥカンブも４戦４勝の無敗馬で重賞連勝で挑んでいました。

ガイアフォースは並みのセントライト記念勝ち馬とみてよいと思います。前々走の１勝クラスではよい勝ち方をしていますが、条件戦の１勝クラスで小倉のレースでは割引でよいと思います。
以上を踏まえてガイアフォースは切ります。

セントライト記念２着馬の菊花賞の成績は
過去２８年で２２頭出走（0.5.2.15）
勝率.000、連対率.227、複勝率.318
このレースの２着馬はなぜか勝てていません。基本的にセントライト記念からの馬はめったに勝てない状況です。

アスクビクターモアは出走馬中ダービー最先着の３着で皐月賞も５着と好走しています。それだけではなく、弥生賞も勝っています。
有力馬の１頭と見ます。
ただ、データ的に勝つのは難しくなると思われます。

ラジオNIKKEI賞

このレースは1800mの重賞で、このレースを勝てる馬は基本的に中距離適正が強く、ここで勝った馬は3000mには合わないと思われます。
フェーングロッテンは切りでよいと思われます。

ダービー

ダービーの成績をみると4着以内だった馬はステップレース次第では有力になると思われます。
アスクビクターモアはセントライト記念2着からなので最有力と思われます。

プラダリアはダービー5着はあまり買えませんが、青葉賞勝ちがあるため2着の候補になります。

ジャスティンパレス、ビーアストニッシドは皐月賞でも惨敗しているため買えません。

皐月賞

皐月賞のほうがダービーよりも関連があると思われます。3着以内に着た馬はかなり有力と思われます。
５着以下に負けた馬はそれなりの実績が必要と思われます。
アスクビクターモアは弥生賞勝ち、ダービー３着で実績は十分です。

ジャスティンパレスは皐月賞、ダービーともに９着です。２冠レースともに着外の場合は、すみれS勝ち、青葉賞勝ち、京都新聞杯連対のいずれかが必要と思いますのでジャスティンパレスは厳しいと思われます。

条件の馬

条件戦の馬ですが、連勝して前走トライアルで入着した馬は買えると思います。
ボルドグフーシュは連勝ではないのでちょっと違うかもしれません。

条件戦３勝目をあげた馬で連対した馬は３頭いますがそれぞれ中５週以内でした。３着までの馬は２か月以内の間隔で大丈夫と思われます。
セレシオン、ディナースタ、ドゥラドーレスともに２か月ぶりの参戦です。
どの馬も３着までというデータになります。

３着馬のローテ

神戸新聞杯上位が有力です。特にダービーを４着以内で神戸新聞杯を５着以内からの参戦馬はかなり買えると思います。
神戸新聞杯の前に２勝クラスのレースを勝ち、６着以内に着た馬、
春以前に重賞勝ちまたは連対とOP勝ちの実績馬、
２勝クラスで2200m以上のレースを勝ってきた馬あたりがねらい目でしょうか。

今回でいうとアスクビクターモア、ボルドグフーシュ、セレシオン、ディナースタになります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントください。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。