２０２２年　桜花賞　データ予想　【ナミュールは切り？】

春のクラシックが始まります。今年の桜花賞は２強の対決になりそうですが果たしてどうなるか？

ステップと過去成績

• 1.

阪神JF

• 2.

チューリップ賞

• 3.

エルフィンＳ

• 4.

フィリーズレビュー

• 5.

クイーンＣ

• 6.

総括

• 7.おまけ

３着馬のローテ

阪神ＪＦ

阪神JFの上位の成績を見ると
１着馬の成績２２頭中（4.5.2.11）勝率.182、連対率.409、複勝率.500
２着馬の成績２２頭中（3.3.5.11）勝率.136、連対率.273、複勝率.500
３着馬の成績１９頭中（2.2.0.16）勝率.105、連対率.211、複勝率.211
４着馬の成績１６頭中（1.1.0.14）勝率.063、連対率.125、複勝率.125

ナミュールは阪神JF４着だったことを考えるとマイナスです。

ただ、レースを見る限り出遅れが半端なかったですね。
あれがなければ勝っていたくらいの走りでした。

ここをどう解釈するかで予想が変わってきます。おおかた、あの出遅れがなければ勝っていたというのが普通の考えでしょう。

ただ、私としてはこの出遅れも実力の一つと見ます。ナミュールはチューリップ賞以外出遅れています。
これは気性が難しいのでは？と考えます。
桜花賞は気性が落ち着いた馬のほうが来る傾向があります。

このレースの勝ち馬の成績が良いサークルオブライフのほうがよいと思います。

チューリップ賞

チューリップ賞の上位の成績
１着馬の成績２４頭中（3.4.1.16）勝率.125、連対率.292、複勝率.333
２着馬の成績２７頭中（5.3.1.18）勝率.185、連対率.296、複勝率.333
３着馬の成績２８頭中（2.3.4.19）勝率.071、連対率.179、複勝率.321

データを見るとチューリップ賞は２着が理想と思えますね。
サークルオブライフがチューリップ賞で連対できなかったのがマイナスですね。

ナミュールかサークルオブライフがチューリップ賞２着だったら鉄板だったと思われます。

チューリップ賞２着のピンハイはどうか？
ピンハイは2戦1勝の馬でチューリップ賞2着馬の成績では足りないです。

チューリップ賞２着馬で３着以内に来た馬はすべて３戦以上でチューリップ賞の前にオープン以上連対経験を持っていました。
こういう馬はチューリップ賞で力を出し切って桜花賞では余力が残っていないタイプと考えます。

エルフィンＳ

勝ち馬の成績２２頭中（4.3.2.13）勝率.182、連対率.318、複勝率.409

この中の成績でエルフィンＳから桜花賞直行した馬だけを見てみると
８頭中（2.1.0.5）勝率.250、連対率.375、複勝率.375

上記の連対馬３頭のうち２頭は２戦２勝（２勝とも1600m以上）、
残り１頭は新馬千六１着→シンザン記念ＧⅢ３着→エルフィンＳ１着でした。

アルーリングウェイは取捨選択が難しいです。連対率１０割はよいですが、
年明け１戦での参加のわりに実績不足、１，２戦めは千二、千四の距離という点はマイナスです。
抑えるくらいか。

フィリーズレビュー

表からわかる通りフィリーズレビューからは恐ろしいくらい来ません
フィリーズ3着以内の馬が桜花賞出走したときの成績は
８０頭中（4.1.4.71）勝率.050、連対率.063、複勝率.113

３着以内に来た馬の傾向を分析すると、阪神JFで５着以内か、５００万下以上の1600mの勝ちがある馬、フィリーズレビュー以外で重賞連対のある馬あたりになります。

今年はナムラクレアだけは買えるかもしれません。数少ないですがレーヌミノルに近い成績かと思われます。
ただ、レーヌミノルは阪神JF３着、ナムラクレアは阪神JF５着でした。この差は大きいとみるので、ナムラクレアは桜花賞で勝つのは難しいと思います。

クイーンＣ

勝ち馬の成績２３頭中（0.3.3.17）勝率.000、連対率.130、複勝率.261
過去30年このレースと桜花賞を勝った馬はいません。連対することでさえもかなり厳しいと思います。
クイーンＣと桜花賞両方連対できる馬は、基本的には阪神ＪＦで連対か、1600m以上の500万かオープン、クイーンＣ以外の重賞勝ちがある馬とみています。

プレサージュリフトは無敗馬として一見良いように見えますが、2戦しかしていないのは明らかにマイナス。
サクッと切ろうと思いましたが、今までの無敗馬の桜花賞の成績を調べてみました。
無敗馬２２頭中（3.5.2.12）勝率.136、連対率.364、複勝率.455
内訳（ライデンリーダー４着
スティンガー１２着
サイコーキララ４着
フローラルグリーン１４着
アドマイヤグルーヴ３着
ムーヴオブサンデー４着、ダンスインザムード１着
エイシンテンダー６着、シーザリオ２着
ニシノチャーミー１８着
レッドディザイア２着
クラウンロゼ１６着、トーセンソレイユ７着
レッドリヴェール２着
キャットコイン７着、クイーンズリング４着、ルージュバック９着
シンハライト２着
ソウルスターリング３着
ラッキーライラック２着
デアリングタクト１着
ソダシ１着）

うち2戦2勝馬は5頭（1.1.0.3）勝率.200、連対率.400、複勝率.400
ただし連対馬2頭はエルフィンＳ組でした。（レッドディザイアとデアリングタクト）

クイーンＣからの無敗馬はキャットコインのみ（7着）

以上からやはりプレサージュリフトは厳しいと思われます。

総括

ナミュールとサークルオブライフの一騎打ちかと思われます。
（結局ナミュールは切れませんでした）
ナミュールは出遅れ癖があるのでマイナスとみてサークルオブライフを一番手としました。

あとはエルフィンＳ勝ちのアルーリングウェイ、阪神ＪＦ２着のラブリユアアイズが抑え、
３着候補にナムラクレアという予想になりました。

◎サークルオブライフ
〇ナミュール
▲アルーリングウェイ
△ラブリユアアイズ
△ナムラクレア

３着馬のローテ

前走を並び替えた表

表から見るとチューリップ賞の入着馬、クイーンＣとフィリーズレビューの連対馬が有力と思われます。
今年はサークルオブライフ、ウォーターナビレラ、ナムラクレアあたりが候補か。