2023年　第53回高松宮記念　データ予想　メイケイエールは消し？

（JRA公式サイトよりオッズは土曜日5：33時点）

高松宮記念予想

◎１６グレナディアガーズ
〇１８ウインマーベル
▲１４トウシンマカオ
△６ナランフレグ
△８ロータスランド
△１２アグリ

ステップと過去成績

1.阪急杯
2.オーシャンＳ
3.シルクロードＳ
4.休養明け
5.スプリンターズS
6.前年の高松宮記念
7.総括
8.３着馬のローテ

阪急杯

阪急杯の勝ち馬の成績は22頭中（3.5.2.12）
勝率.136、連対率.364、複勝率.455

アグリですが、Ｇ１初挑戦です。阪急杯は基本的にレベルが高く、阪急杯と高松宮記念を連続連対できる馬は相当な馬でないと無理と思われます。
実績でいえば過去１年半の間で重賞3勝かＧ１で入着（できれば３着以内）の実績は必要と思います。
アグリは４連勝で勢いは良いですが、阪急杯が重賞初挑戦初勝利でした。前走が余力を残して勝っているとは見えないので、来ても３着までと見ています。

ダディーズビビットは阪急杯２着の前走がオープン６着に負けており、Ｇ１初挑戦です。実績なく勢いがないのでいらないでしょう。

グレナディアガーズは一昨年の阪神Ｃ勝ち、去年の阪神Ｃ２着という実績があり、去年は３走しかしていません。十分狙えるデータと見ます。

ホープフルサインは実績が足りないのでいらないでしょう。

オーシャンＳ

オーシャンSの勝ち馬の成績は18頭中（2.0.0.16）
勝率.111、連対率.111、複勝率.111
基本的にオーシャンSの勝ち馬は切りでよいと思われます。キンシャサノキセキは重賞3連勝中でした。ショウナンカンプは芝で2戦2勝の無敗だったこともあり
3連勝くらいしていなければいらないと思います。

ヴェントヴォーチェはオーシャンＳの前にスプリンターズSで11着に敗れているのでいらないでしょう。

ディヴィナシオンも惨敗続きで条件戦しか実績がないのでいらないでしょう。

ナランフレグは前年の高松宮記念勝ち馬なので抑える必要はあるかと思います。ただ、連覇するにはデータ的にも厳しいと思うので２，３着までとみます。

オパールシャルムは負けすぎで実績もないためここでは厳しいでしょう。

シルクロードＳ

シルクロードSの勝ち馬の成績は20頭中（3.1.4.12）
勝率.150、連対率.200、複勝率.400

シルクロードSの勝ち馬を見るときは基本は連勝して挑んでいるかを見ています。ファイングレイン、トロットスターは連勝していました。
ファインニードルはスプリンターズS１２着を挟んでいますが、その前はセントウルSを勝っています。
シルクロードSを勝って高松宮記念３着だった４頭のうち３頭ストレイトガール、ロードカナロア、プレシャスカフェも連勝で挑んでいます。
残りの１頭キーンランドスワンはシルクロードSの後に阪急杯５着を挟んでいるので別のデータと見ています。

今年の勝ち馬ナムラクレアは北九州記念3着→スプリンターズS５着→シルクロードS１着です。
北九州記念が勝っているか、スプリンターズSが３着くらいでないと厳しいと見ています。

ファストフォースは過去1年で勝ちがなく７歳ということを考えると厳しいでしょう。

トウシンマカオはシルクロードＳの前がオパールＳと京阪杯を連勝していました。この時点でシルクロードは８割仕上げで高松宮記念を狙って出走している可能性があります。十分狙えるデータと見ています。

ウインマーベルもシルクロードＳの前が葵S勝ち、キーンランドＣ２着、スプリンターズS２着と３戦連続連対しており、シルクロードＳは休養明けの８割仕上げで高松宮記念を狙っている可能性がありますので十分狙えると見ます。

キルロードは前年の高松宮記念３着なのでよいかと思いましたが、８歳という年齢と高松宮記念後に京阪杯２着までしか実績ないので厳しいと見ました。

休養明け

休養明けの成績は39頭中（1.4.2.32）
勝率.026、連対率.128、複勝率.179
年明け初戦で３着以内に来た７頭はすべてＧ１馬でした。メイケイエールは重賞６勝とすごい成績ですが、Ｇ１では６戦して３着もありません。
高松宮記念を年明け初戦で挑むのは厳しいデータと思います。

ピクシーナイトはＧ１馬ですが、１年３か月明けではさすがに厳しいでしょう。

トゥラヴェスーラはＯＰ勝ちしかなく、明らかに実績が足りないでしょう。

スプリンターズＳ

今年はスプリンターズSの勝ち馬は出走なしでした。２着だったウインマーベルはどうかデータを調べてみました。

スプリンターズＳ２着馬の高松宮記念の成績は13頭中（3.2.1.7）
勝率.231、連対率.385、複勝率.462
スプリンターズＳ連対した馬は高松宮記念に出走してきた時点で有力と見たほうが良いと思います。

１３頭のステップを見ると

強引かもしれませんが、スプリンターズＳ２着になった馬が前走１桁着順だったら買い、
年明け初戦なら前走勝っているときに買いというデータになります。

ウインマーベルはシルクロードＳ７着から参戦ですので十分買えると見ています。

前年の高松宮記念

前年の高松宮記念の勝ち馬の成績は10頭中（1.0.2.7）
勝率.100、連対率.100、複勝率.300

高松宮記念を連覇した馬はキンシャサノキセキのみ。しかも連覇の時は阪神競馬場でした。中京1200mＧ１を連覇するのは難しいのかもしれません。

キンシャサノキセキは連覇した時も阪神C１着→オーシャンＳ２着と連続連対しており、勢いがありました。

連覇に挑んで３着だったスズカフェニックスも阪神C１着→阪急杯２着と連続連対しています。
シンコウフォレストのみガーネットS１６着→シルクロードＳ５着という成績で３着に入っていました。

馬券外だった７頭は前３走のなかに２桁着順があり、調子が落ちていたと思われます。

今回のナランフレグの前３走をみるとスプリンターズＳ３着→香港スプリント１０着→オーシャンＳ９着と明らかに調子を落としていると思われる成績でした。
以上からナランフレグは３着も厳しいと思います。
(ただし去年の高松宮記念勝ち馬なので抑える必要はあると思っています）

ロータスランドは去年の高松宮記念２着の後に連対が一度もなく、明らかに去年より勢いがないので２年連続２着に来るのは難しいと見ています。
京都牝馬Ｓを３着になったことでわずかに復調した可能性を考えると３着まではあるかもしれません。

キルロードは過去１年で勝ちがない８歳馬ではいらないと見ています。

総括

人気になっているメイケイエールはＧ２以下のレースに成績が偏っており、かつＧ１を６度も挑戦して４着が最高です。
ここでも厳しいと思い、切らせていただきました。

１番手にあげたのはグレナディアガーズです。
この馬は去年３戦しかしておらず、イギリスの遠征までした馬です。まだ底を見せていないと見ています。
また、ローテーションをみると２０１９年のミスターメロディの阪神Ｃ２着→阪急杯７着→高松宮記念１着にそっくりなのでいい状態で出走できると見ています。

２番手はウインマーベルにしました。スプリンターズS２着の後は高松宮記念を見据えてシルクロードＳをひとたたきして本番に１００％の力で挑んでいると見ています。

３番手はトウシンマカオですが、ウインマーベルと同様に１２００ｍオープンと京阪杯を連勝した時点で高松宮記念を見据えてシルクロードＳひとたたきして本番に１００％の力で挑んでいると見ています。

上記３頭はどれが勝ってもおかしくないと見ています。

４～６番手にナランフレグ、ロータスランド、アグリをあげましたが、どれも勝つのは難しいと見ています。３連単の３着付けで買おうかと思っている３頭になります。

◎１６グレナディアガーズ
〇１８ウインマーベル
▲１４トウシンマカオ
△６ナランフレグ
△８ロータスランド
△１２アグリ

３着馬のローテ

阪急杯は５着以内、シルクロードS、オーシャンSは１桁着順からの参戦がねらい目でしょうか。
アグリ、ナランフレグ、ウインマーベルあたりが良いと思われます。
人気薄ではディヴィナシオンとダディーズビビットは前走２着からなので面白いかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントいただけるとありがたいです。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。

以下の表はテキストデータの表です。