2023年　第28回秋華賞　データ予想(穴馬考察）　リバティアイランドの相手探しか？

（JRA公式サイトよりオッズは土曜日08：44時点）

秋華賞予想

◎６リバティアイランド
〇７マスクトディーヴァ
▲２ハーパー
△５ドゥーラ
△１６ピピオラ

このレースは最近はオークス上位着順からの直行がメインになり、ローズSをステップにする馬が力足らずのことが多くなってきております。
この後のエリザベス女王杯やジャパンカップを見据えて消耗を防ぐ実力馬が休養明けで挑むようになってきているためだと思われます。
今年はオークス４着以内のうち２頭が直行、１頭はクイーンSから、もう１頭はローズSから出走になります。
今年もオークス上位からの予想になると見ています。

オークス

まず２冠馬のリバティアイランドですが、実績、勝ち方文句なしです。状態も悪くなければ普通に来るでしょう。
特に休養明けは２０１８年から４連勝し、去年は２，３着と実績のある休養明けはベストステップになっています。

次にオークス２着馬のハーパーですが、ネックとなるとすれば２勝馬でのオークスからの直行でしょうか？
休養明けで秋華賞３着以内に来た馬は１９９６年以降で１３頭いますが、１９９６年の３着馬のロゼカラー１頭のみが２勝馬で、他の１２頭はすべて３勝以上でした。
本来２勝だけの馬は前哨戦でひとたたきして出るべきと思われます。

オークス３着馬のドゥーラですが、この馬はクイーンSをステップとしています。クイーンSからのステップはまだ数が少なく取捨選択は難しいですが、
阪神ジュベナイルF、桜花賞、オークスとＧ１シリーズを戦ってきており、本来は３か月の休養が欲しいと思われます。クイーンＳを使ったのはあまり良いとは言えないと思います。
疲れが出て来ても３着までかと見ています。

オークス４着馬のラヴェルは前哨戦のローズＳを１４着と大敗しており、実績も２歳重賞のアルテミスＳ勝ちだけでは巻き返すのは厳しいと見ます。

オークス６着馬のヒップホップソウルは１勝馬です。オークス着外の１勝馬は要らないと見ています。

オークス７着馬のコナコーストも１勝馬です。この馬は桜花賞２着なので買える要素はありますが、それでも休養明けで来れる実績ではないと見ています。

オークス９着馬のドゥアイズも１勝馬です。重賞２着２回ありますが、これも休養明けでは厳しい実績と思われます。

オークス二けた着順のエミュー、キタウイングは前哨戦で着外に負けており、さすがに巻き返しは厳しいでしょう。

ローズＳ

ローズSと秋華賞を連勝した馬の５頭は相当な実績馬です。
ジェンティルドンナ、ダイワスカーレット、エアメサイア、ファインモーション、ファレノプシスです。
１頭が２冠馬、２頭が桜花賞馬、１頭は桜花賞４着でオークス２着、１頭は４戦全勝です。

マスクトディーヴァは４戦３勝でローズＳ重賞初勝利ですので実績的に厳しいと思われます。
データ的には入着までですが、２連勝のレースを見るとかなり強さをうかがえます。見た目では十分Ｇ１に通用すると見ました。

マラキナイアは２勝馬で1600m勝ちしかありません。データ的に厳しいと思われます。

コンクシェルとラヴェルはローズＳ二けた着順です。ここから巻き返すには1800ｍ以上のオープン以上のレースを勝っていないと厳しいと思われます。

紫苑S

モリアーナですが、紫苑Sが3勝目、桜花賞、オークスの実績なしでは買えないと思います。
モリアーナの紫苑Sの勝ち方ですが、馬郡の間を縫って勝ったのですが、自分のイメージではハマった感が強く、同じことは２度できないだろうとみて要らないと見ています。

ミシシッピテソーロは３勝馬で紫苑S入着は悪くないのですが、全成績が（3.0.0.8）と連対率、複勝率が低く、これではG1で馬券になるのは厳しいと見ます。

エミューは桜花賞、オークスを二けた着順では厳しいでしょう。フラワーＣを勝っているからどうかと思いましたが、
2008年のブラックエンブレムがフラワーＣ勝ちでローズＳ15着から勝ちましたが、この馬は桜花賞は10着でしたがオークスは4着でした。
桜花賞オークス両方二けた着順は相当厳しいデータと見ます。

グランベルナデット、ソレイユヴィータも紫苑Ｓ二けた着順から巻き返せる実績はないと見ます。

休養明け

オークス連対のリバティアイランド、ハーパーは良いですが、コナコースト、ドゥアイズの２頭は１勝馬です。
さすがにオークス５着以下から休養明けでは厳しいデータと見ています。

条件戦からの勝ち上がり

勝つのは難しいと見ます。ピピオラは３連勝での挑戦なので２，３着はあるかもしれません。
フェステスバントのように条件戦勝ちの前に７着で敗れているような調子に波のある馬は条件戦からは厳しいと見ています。条件戦からはあくまでも連続連対は欲しいところです。

クイーンＳ

夏場の札幌のレースからの直行は中途半端な間隔になりなかなか難しいステップと言えそうです。
2011年の勝ち馬アヴェンチュラの時まで中8週でしたが、2012年から中10週になっておりより難しくなっている可能性があります。
ただ、勝って直行の数が少ないため基本は薄いと思いますがクイーンＳからだけの理由で切るのはまだデータが足りないと思います。
ドゥーラですが、オークス3着馬なので抑えは必要と見ています。ただ、前述したとおり春Ｇ１を2戦しているのに3か月以上休みがないので3着までと見ています。

３着馬のデータ

ローズＳ3着以内、重賞勝ちかＧ１連対実績のある休養明けがメインになり、時点としてクイーンＳ3着以内、条件戦の勝ち馬、紫苑Ｓ連対馬あたりでしょうか？
マスクトディーヴァ、ハーパー、ドゥーラ、ピピオラ、ヒップホップソウルが狙いになります。

秋華賞予想

◎６リバティアイランド
〇７マスクトディーヴァ
▲２ハーパー
△５ドゥーラ
△１６ピピオラ

総括

リバティアイランドには逆らえませんでした。相手は上昇著しいマスクトディーヴァを上げました。
特にこの馬は２連勝の内容が良く、前走のローズＳで破ったプレイディヴェーグがＧ１級の可能性がある馬と見ていますのでリバティを負かす馬はこの馬しかいないと見ています。
３番手は実績上位、鞍上ルメールのハーパーです。ただ、ハーパーはリバティアイランドに桜花賞で３馬身、オークスで６馬身離されています。
同じ休養明けの条件ではまたリバティアイランドに３馬身以上離されるのではないかと予想してしまいます。
４番手ドゥーラ、５番手ピピオラは３着までと見ていますので３連単の馬券のみ買う予定です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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以下の表はテキストデータの表です。