2025年日本ダービーの予想
- ◎13クロワデュノール
〇17マスカレードボール
▲18サトノシャイニング
△ 2ショウヘイ
総括
-
中心はクロワデュノールです。
正直言うと今回勝てるデータの馬が見つからず、クロワデュノールになってしまいました。
印の上位3頭が基本で、3着候補としてショウヘイを上げさせていただきました。もう1頭3着候補でジョバンニも上げても良かったかもしれませんが4頭に絞りました。
人気どころで切った馬をいうとミュージアムマイルは前走4着に負けている皐月賞馬という点が懸念点でした。ファンダムは毎日杯以外がマイル戦という点が厳しいデータと判断しました。
ダービーの傾向
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ステップレースは皐月賞が断然で、3着以内の馬がかなりを占めます。青葉賞、京都新聞杯が次点となりますが、青葉賞からは長い歴史でも1頭も勝っていません。皐月賞を4着以下からの巻き返しは基本として重賞勝ちの実績が必要と思われます。
プリンシパルSは2000mになってからは連対はなく3着までしか来ていません。
NHKマイルカップは以前は勝ち馬が出てくることもありましたが最近はほとんど出走してきていません。それなりに強い馬が挑戦してくれば悪いステップではないと思われます。
今年のダービー
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3冠がかかっていた皐月賞で2着に負けたクロワデュノールがダービーでリベンジなるかが一番の注目です。
皐月賞を取ったミュージアムマイルと東京コース2戦2勝の皐月賞3着マスカレードボールが舞台が変わって逆転なるか?
安定感のあるジョバンニがダービーでも好走できるか、
きさらぎ賞を圧勝したサトノシャイニングが武豊騎手に乗り代わってダービーで雪辱なるか?
毎日杯を勝った3戦3勝のファンダムが不気味な存在です。
京都新聞杯を快勝したショウヘイはどこまでやるか?
皐月賞は骨折明けで力を出せなかったエリキングが巻き返しなるか。といったところでしょうか。
私が考えるダービー(連対)の特徴
(独断と偏見あり)
- 皐月賞3着以内が断然で主役と考えます。
- 勝ち馬は前走皐月賞の場合はキャリア4戦以上必要。着外は皐月賞以外では1戦以内
- 皐月賞馬以外は年内オープン以上は3戦以内
- 皐月賞4着以下の馬は1800m以上の重賞勝ち必要(次点として2歳1600m以上の重賞勝ち)。
- 京都新聞杯組は連勝でかつ2戦の内に2馬身差以上で勝っている。(例外あり)
- NHKマイルカップ組は1800m以上の重賞勝ち必要
- 青葉賞組は条件戦から青葉賞を挑戦した馬は0.4秒(2馬身半)差以上の良い勝ち方、条件戦以外からの馬は青葉賞以前にオープン勝ちと重賞入着実績必要。
上位人気馬の考察
クロワデュノール
近年の3冠ローテの王道で挑んだ皐月賞で2着に負けてしまったけど主役は譲っていないです。
東スポ杯も勝っており東京コースはむしろプラスで問題ないと思われます。
ぶっつけ皐月賞で2着に負けた馬がダービーに出たパターンはサリオスとイクイノックスですが、どちらも2着だったことを考えるとまた勝ちきれないなんてことがあるかもしれません。
ミュージアムマイル
弥生賞で4着に負けながら皐月賞でリベンジしてきました。基本的に皐月賞馬のダービー成績は良いのですが、2冠馬は基本皐月賞の前はホープフルS勝ち、弥生賞勝ちかスプリングS勝ちです。
ミュージアムマイルは皐月賞の前に弥生賞を4着に負けていました。連を外していることから2着も厳しいデータと思われます。
マスカレードボール
東京コースのアイビーS、共同通信杯を勝っており、ダービーでは巻き返せる可能性は十分あると思われます。
ホープフルSを11着に大敗している点がどうかと思いましたが、ワンアンドオンリーは新馬戦12着、オルフェーヴルは京王杯10着、ディープスカイは未勝利戦9着など3戦以上前のレースなら問題ないと判断しました。
共同通信杯勝ち馬は近年勝てていない点が気になります。24年前のジャングルポケットまで遡るのでこの点からするとマスカレードボールは2着までかもしれません。
サトノシャイニング
きさらぎ賞を3馬身差勝ちしたあと、皐月賞で5着に負けての参戦です。
近年はきさらぎ賞の勝ち馬のダービー成績は思わしくありません。ただし、圧勝した場合は別と見ても良いと思います。
またサトノシャイニングは東スポ杯2着のコース実績もあります。買える要素は十分あると思われます。
ファンダム
3戦3勝で毎日杯を制しての参戦です。
無敗馬なので取捨選択が難しいですが、この馬は1600mのジュニアCを使っています。
変則ローテで勝った馬のシャフリヤールや古いですがフサイチコンコルドをみると、1800m以上のレースを使っています。
データ的にみると年明けで1600m以下を使うことはマイナスと考えています。
ショウヘイ
京都新聞杯を2馬身半差の快勝で参戦しました。
この馬の取捨選択が難しいところは2勝しかしていない点ですが4戦で連対率は.750なので未知数があるかもしれないところです。
近年の京都新聞杯勝馬の成績を見ると厳しいと思われます。
ジョバンニ
このローテは3着までしかこれないローテーションと考えます。
この馬は若葉Sから皐月賞に挑んだ時点で皐月賞が大勝負であった感じです。
東京コースが未経験というのもマイナスとみています。
唯一買える要素としてはホープフルS2着でしょうか。
エリキング
皐月賞11着ですが、骨折で5ヶ月明けのレースではしょうがないと思います。
唯一皐月賞の惨敗組で巻き返せる可能性がある馬と考えています。
ただし偏見になりますが、この成長時期に骨折するとまず立て直しには1年くらいかかるとみます。
グラスワンダーも1年以上経って有馬記念で復活しました。
エリキングも復活できたとしても秋以降と考えます。
皐月賞
皐月賞馬の成績は過去20年で19頭出走(5.5.2.7)
勝率.263、連対率.526、複勝率.632
過去37年に遡ると35頭出走(10.7.4.14)
勝率.286、連対率.486、複勝率.600
馬券に絡む確率はかなり高いと思われます。
ミュージアムマイルは皐月賞の前が4着だったことがネックになりそうです。
皐月賞2着馬の成績は過去20年で20頭出走(2.3.2.12)
勝率.100、連対率.250、複勝率.350
過去37年に遡ると36頭出走(5.5.3.23)
勝率.139、連対率.278、複勝率.361
クロワデュノールは皐月賞2着馬ですがホープフルS馬でもあります。ホープフルSを勝ってダービーを勝った馬はホープフルSがG1になってからはコントレイルだけなのでなんとも言えないところです。
皐月賞3着馬の成績は過去20年で18頭出走(3.2.1.12)
勝率.167、連対率.278、複勝率.333
過去37年に遡ると32頭出走(7.4.4.17)
勝率.219、連対率.344、複勝率.469
マスカレードボールはジャングルポケットになれるか?
皐月賞は3着以内がかなり有力になります。4着以下でも基本は一けた着順で7着以内でないと厳しいです。1800m以上の重賞勝ちもほしいところです。
皐月賞着外で1800m重賞勝ちがある馬はエリキング、ファウストラーゼン、ニシノエージェントです。
実際、皐月賞を二桁着順で負けて巻き返して勝った馬はロジユニヴァースのみでこの時は不良馬場のダービーでした。かなりデータでは稀になると思われます。
皐月賞1着馬
ミュージアムマイルは皐月賞の前が4着だったことがネックになりそうです。
皐月賞2着馬
クロワデュノールは皐月賞2着馬ですがホープフルS馬でもあります。ホープフルSを勝ってダービーを勝った馬はホープフルSがG1になってからはコントレイルだけなのでなんとも言えないところです。
皐月賞3着馬
マスカレードボールはジャングルポケットになれるか?
皐月賞4着馬
ジョバンニは若葉Sから皐月賞に出ている時点でダービーは3着までと思われます。
皐月賞5着馬
サトノシャイニングはきさらぎ賞からの皐月賞5着ですが、東京コースの東スポ杯2着にきているのでチャンスは有ると思います。
青葉賞
青葉賞馬の成績は過去20年で19頭出走(0.3.1.15)
勝率.000、連対率.158、複勝率.211
過去37年に遡ると35頭出走(0.7.3.25)
勝率.000、連対率.200、複勝率.286
今年は青葉賞馬は不在です。
青葉賞2着馬の成績は過去20年で17頭出走(0.0.2.15)
勝率.000、連対率.000、複勝率.118
過去37年に遡ると33頭出走(0.0.2.31)
勝率.000、連対率.000、複勝率.061
連対が過去にゼロです。3着でさえ2頭しかいません。基本切りでよいと思います。
青葉賞2着馬
ファイアンクランツはあっても3着ですが、東京コースの圧勝もないので3着も厳しいでしょう。
京都新聞杯
京都新聞杯勝ち馬の成績は過去20年で18頭出走(1.2.1.14)
勝率.056、連対率.167、複勝率.222
過去37年に遡ると28頭出走(2.4.1.21)
勝率.071、連対率.214、複勝率.250
勝つのはかなり厳しいと思われます。
京都新聞杯を連勝でかつ、どちらかで2馬身差以上をつけて勝っていることが条件でよいかと思われます。京都新聞杯以外でもオープン以上を勝っていれば連勝と2馬身差勝ちはなくてよいとします。
京都新聞杯1着馬
ショウヘイは連勝ではなく、他にオープン勝ちもないので厳しいでしょう。ただし、2馬身半差勝ちなので2,3着はあるかもしれません。
弥生賞
弥生賞馬の成績は過去20年で19頭出走(4.0.4.11)
勝率.211、連対率.211、複勝率.421
過去37年に遡ると30頭出走(7.3.4.16)
勝率.233、連対率.333、複勝率.467
弥生賞2着馬の成績は過去20年で13頭出走(3.0.2.8)
勝率.231、連対率.231、複勝率.385
過去37年に遡ると23頭出走(4.1.3.15)
勝率.174、連対率.217、複勝率.348
今年は弥生賞2着馬の参戦はありません。
弥生賞1着馬
ファウストラーゼンは皐月賞で15着と大敗しており、ダービーで好走した過去のタイプとは違うと思います。厳しいでしょう。
共同通信杯
共同通信杯馬の成績は過去20年で19頭出走(0.5.1.13)
勝率.000、連対率.263、複勝率.316
過去37年に遡ると31頭出走(3.5.3.20)
勝率.097、連対率.258、複勝率.355
データ的には勝つのは難しいと思われます。特に最近は2着が目立ちます。
共同通信杯1着馬
共同通信杯とダービーを勝つハードルはかなり高いと思われます。両方勝った3頭はジャングルポケット、ナリタブライアン、アイネスフウジンです。
朝日杯を勝っている2頭と、札幌2歳Sを勝ったジャングルポケットを考えるとアイビーS勝ちしかないマスカレードボールは厳しいかもしれません。
きさらぎ賞
きさらぎ賞馬の成績は過去20年で16頭出走(0.3.1.12)
勝率.000、連対率.188、複勝率.263
過去37年に遡ると24頭出走(2.4.1.17)
勝率.083、連対率.250、複勝率.292
このデータを見ると勝つ確率は極めて低そうです。
きさらぎ賞1着馬
サトノシャイニングは3馬身差で勝っていることから2着ならあるかもしれません。
プリンシパルS
プリンシパルS勝ち馬の成績は過去20年で18頭出走(0.0.1.17)
勝率.000、連対率.000、複勝率.056
過去29年に遡ると26頭出走(0.1.1.24)
勝率.000、連対率.038、複勝率.077
ほぼ来ないと見てよいでしょう。過去28年といっても2002年までは2200mでした。2003年以降は2000mになっており、過去22年で連対はゼロです。
プリンシパルS1着馬
レディネスはデータでは連対はまずないと言えます。
すみれS
表を見る限りほぼ関連しないレースと思われます。
朝日杯FS
ホープフルS
2017年まではG2だったので2018年からの表になります。コントレイルとサートゥルナーリアの差としては東京コースの経験と勝利と思われます。
ホープフルS1着馬
クロワデュノールは東スポ杯を勝っており問題ないと思われます。
ホープフルS2着馬
ジョバンニは東京コースの経験がないのはマイナスとみます。
2025年日本ダービーの予想
- ◎13クロワデュノール
〇17マスカレードボール
▲18サトノシャイニング
△ 2ショウヘイ
総括
-
中心はクロワデュノールです。
正直言うと今回勝てるデータの馬が見つからず、クロワデュノールになってしまいました。
印の上位3頭が基本で、3着候補としてショウヘイを上げさせていただきました。もう1頭3着候補でジョバンニも上げても良かったかもしれませんが4頭に絞りました。
人気どころで切った馬をいうとミュージアムマイルは前走4着に負けている皐月賞馬という点が懸念点でした。ファンダムは毎日杯以外がマイル戦という点が厳しいデータと判断しました。
1~3着馬のローテ
3着馬についてですが、皐月賞1ケタ着順が一番多く、青葉賞、プリンシパルS組が次点となります。ただし、青葉賞組は連勝か東京コースで3馬身差以上の勝ち経験、プリンシパルS組は重賞連対経験はほしいところです。
今年は皐月賞組と考えます。
サトノシャイニングかジョバンニあたりが良さそうです。
もう1頭上げるとすると京都新聞杯を2馬身半差勝ちのショウヘイあたりでしょうか。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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